大阪府箕面市の木造家屋です。無数の蟻道が確認され注意しながらシロアリ駆除を行いました。
今年初めて羽アリが発生したということで調査を依頼されました。
当社もシロアリが発生して日が浅いかなと思いながら調査すると、あらゆる箇所でシロアリ蟻道を見ることができました。
これだけ蟻道が多ければ、シロアリが発生してからかなりの年月が経過しているはずです。
羽アリはシロアリが生息していても必ず発生するものではありませんが、それにしても1回しか見ないというのは合点がいきませんでした。
近畿地方でヤマトシロアリの羽アリ発生時期はは4月中旬から5月後半まです。
逆にそれ以外の月には羽アリ発生は絶対にありません。
住民の方に近年の在宅状況等のお話を聞くと理解できました。
お仕事柄この時期は1から2ヶ月留守にしてたそうです。
羽アリが発生する時を見落とされていたようです。
さらにお聞きすると、床上に無数の羽が落ちていたのは何回かあったようです。
この症状はシロアリ特有のもので、羽の散乱写真この症状があった場合、その近くでシロアリが生息しています。
駆除作業は根気の要る作業でした。
蟻道を探し、そこからシロアリはどこまで被害を及ぼしているか確認しながらの処理でした。
シロアリの被害程度には一箇所被害集中型と広範囲だが低被害があります。
今回は後者でしたが、幸い補修が必要な箇所が無くほっとしました。