大阪府高槻市で撮影したシロアリの被害です。
3年間毎年4月羽アリが発生していましたが、すぐに収まるので住民は余り気に留めなかったようです。
しかし廊下がグラグラしてきたのでシロアリ調査を依頼され、駆除処理に至りました。
床がゆるくなった。グラグラする。
その様な現象になった時、床下は写真の様な被害になっていることが多いです。
シロアリが発生した当時は被害も小さく、住んでいても変化は感じないと思います。
しかしシロアリ駆除を行わないで、年単位放置しておれば、被害も年々大きくなります。
食べるスピードが速い、木がボロボロになる等シロアリは人から恐ろしい生物と認識されています。
その割りに対策は遅れ、大きな被害になるケースが後を絶ちません。
なぜでしょう。理由は幾つかあるようです。
1.生息場所は床下が多く、人が確認しにくいこと。
2.木の内部を食べ、木材表面は余り変化が無いので見落としやすい。
3.シロアリ自体がアリのように人が見える場所を歩かない。
4.唯一人目につきやすい羽アリですが、発生する期間が短くいなくなったと勘違いする。
5.人は自分の家は大丈夫と思いやすい。
等でしょうか。
ちょっとした注意、知識、意識を持たないと大きな被害に至り易いということです。
その逆は被害を最小限度に抑えられます。
そのお手伝いができればと思います。
シロアリの被害もご覧ください。