兵庫県神戸市東灘区の歌舞伎門のシロアリ駆除作業です。
こちらは本宅にもヤマトシロアリの被害がありましたが、それ以上の被害が門で見つかりました。
格子引き戸が付き、どっしりした瓦を葺いた立派な歌舞伎門です。
表面上には被害は判りにくく、家の方は全く気づいていませんでした。
しかし写真にも写っていますが片方の柱がブロック構造の塀と隣接しています。
ブロックはご存知のとおり穴が二つ開いています。
通常壁等に使用する時、強度を持たす為にセメントを流し込み穴を塞ぎます。
しかしシロアリはちょっとした隙間から進入し、門の柱裏面より食害を始めていました。
一般的に材木はシロアリに食べられたり腐るので、コンクリートや鉄の方が長持ちすると思ってられ方が多いです。
しかし木は適切な環境であれば何百年持つ例もあります。寺、神社を考えてください。
今回ブロック壁と接していなかったら、シロアリは発生しなかったと思います。
木は常に呼吸しています。
目隠ししたら呼吸ができなく、腐りやすくなり、シロアリが進入しやすくなります。