大阪府高槻市でシロアリ被害を探しながら駆除を行いました。
余りにも広範囲に被害が拡大していることは調査で確認していました。
多すぎる為、一本一本の木材を慎重に確認しながらのシロアリ駆除作業でした。
幸いアップした写真箇所が一番大きな被害で、大規模修復は必要ありませんでした。
シロアリの食害パターンは二通りあります。
一定の材木を集中して食べるのと、広範囲ですが此処の被害は小さい場合です。
相対的にベタ基礎ではなく、築年数が経過した家屋は後者のパターンが多いようです。
床下の土壌に湿気が溜まり、シロアリは何処でも生活し易く、その場所に近い材木を食べているようです。
又食料である材木は幾らでも有る為、あちらこちら食べあさるようです。
逆に現代の建築様式であるベタ基礎構造の場合、シロアリが土壌から侵入出来る箇所はそう多くはありません。
運良く侵入できた場合、そこを基点として動くので余り遠くへ行かず、近くの材木を集中して食べるようです。
どちらのパターンが家にとって怖いかと良く聞かれます。
答えはその家の建築構造、築年数等によって多少変わりますが、シロアリ対策を長期間しなかった場合どちらも怖いです。
シロアリが発生してもすぐに対処すれば、たいした被害も無く、駆除費用も少なくて済みます。
遅ければ被害程度も大きく、費用もかかります。
厄介なことはシロアリが侵入したまさにその瞬間は、人が知ることは出来ないということです。
対策は定期的な対策処理とシロアリ調査しかありません。