兵庫県三田市の雨漏りが原因のヤマトシロアリ被害です。
窓枠と壁の境にヒビ割れがあり、長年雨水の浸透があったようです。
その結果、壁内に湿気がたまりシロアリが侵入していました。
リフォームの為、内壁を解体した時この被害を発見し、シロアリ駆除処理となりました。
その下の土台は新築時に予防処理をしていたので、ほとんど被害はありませんでした。
新築時に行うシロアリ予防処理は、地面から約1mの高さまで行われることが多いです。
この場所は1.5mから2.0mの高さですので無処理の場所でした。
それより下の薬剤処理が十分でなかったピンポイントの経路で侵入していました。
雨漏れによる高湿度環境はシロアリにとって最高の住処となります。
生物ですから水分は必要ですので、乾燥した場所と湿気た場所では当然後者に生息しやすくなります。
雨漏りを放置することは、木を腐らし、シロアリに最高の住処を与えることです。